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膜ろ過装置

目次

膜ろ過装置の概要

膜ろ過装置は、微細な穴のあいた膜を使用して行うろ過装置です。ザルの原理と同じく、穴より小さな濁度や細菌類を効率よく除去することができます。膜ろ過には、精密ろ過(MF)膜、限外ろ過(UF)膜、ナノろ過(NF)膜、逆浸透(RO)膜など穴のサイズによって複数の種類があり、除去したい物質や目的・用途に合わせて孔のサイズを調整可能です。

施設に合った循環ろ過装置・
選び方のポイント

ろ過方式やろ材の違いなど、循環ろ過装置にはさまざまなタイプがあり、どうやって決めたらいいのか分かりにくいのが実情。

循環ろ過装置選びで鍵となるのは、ポンプや殺菌装置を含む水回り機器をセット提供するメーカーかどうか。設計から保守まで一括管理でき、メンテも初期費用も削減可能です。温浴施設、プール、観賞用の池、それぞれの用途に最適な3社を厳選してご紹介します。

膜ろ過装置のメリット・
デメリット

膜ろ過装置は他のろ過方式と比べてろ過精度が良好です。数ミクロン~ナノメートル単位で処理が可能といわれます。また、膜面は均一に用いることができるため、スピーディーかつ効率的なろ過が可能となります。さらにすすんでは、水を反対方向に流す逆洗を利用することで、膜面に付着した汚れを除去することも可能です。

一方、膜面の小さな穴を通過させるためには高圧力をかける必要があるため、エネルギー消費は大きくなります。

膜ろ過装置の設置事例

断水など災害対策に
地下水膜ろ過飲料化システムを導入

災害対策の一環として介護施設に地下水膜ろ過飲料化システムを導入した事例です。

既存の水ライフラインはありましたが、浄水場から化学物質が検出され地域一帯が断水した経験を踏まえ、緊急時や災害時でも水ライフラインを守れるようにと導入に至りました。本設備の設置により、万が一断水となっても安全な水を施設内に供給できるほか、近隣住民へも水を配れるようになっています。

プラントには非常用の給水栓と水ライフライン施設の看板が設置されています。

参照元:三菱ケミカルアクア・ソリューションズ公式HP(https://www.wellthy.co.jp/case/business/care/17.html

水道局の浄水施設でも膜ろ過方式が大活躍

膜ろ過
引用元:東京都水道局公式HP
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suigen/topic/11.html

東京都水道局管内に導入された膜ろ過施設の事例です。

同管内では、平成11年度から膜ろ過方式を多摩地区の山間部で導入しています。また区部においても平成19年3月より、砧浄水場及び砧下浄水所で膜ろ過施設がそれぞれ稼働を開始し、1日に4㎥の水道水をつくることが可能です。

ろ過施設は、穴のサイズが大きい順に精密ろ過(MF)膜・限外ろ過(UF)膜・ナノろ過(NF)膜・逆浸透(RO)膜とありますが、東京都水道局ではMF膜やUF膜を採用しています。

参照元:東京都水道局公式HP( https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suigen/topic/11.html

ろ過効率の向上と負担軽減を図る
中空糸膜ろ過装置

災害時の事業継続と地域住民の飲料水確保のため中空糸膜ろ過装置が設置された事例です。

システムはろ過装置のほか、送水ポンプ・逆浸透膜上水装置・減菌器等で構成され、事業所内の水道水として用いる通常用と、緊急時に非常用自家発電機で運転可能な災害用の2つを兼ねています。同事例で設置した中空糸膜ろ過装置は、後段の処理負担を低減するための前処理装置です。前処理を行うことで、膜ろ過自体にかかる負担を抑え効率的な処理を実現します。

参照元:株式会社アクアテクノロジー公式HP( https://aquatec.jp/casestudy/case07/
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