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循環ろ過装置 メンテナンスの内容をチェック

目次

循環ろ過装置を導入するにあたって、メンテナンスは必須項目です。

メンテナンスを行わず、循環ろ過装置を使用し続けると、汚れや不純物がどんどん蓄積され、ろ材が汚染されてしまいます。ろ材の汚れは目視しただけでは分かりにくく、顕微鏡で確認しなければいけません。ろ材が汚染されることで、十分にろ過機能を果たすことができず、処理水の水質が悪くなってしまう可能性があります。

また処理水の水質が悪化すると、水に濁りが生じてしまい、見た目も良くありません。

逆洗

循環ろ過装置は水をろ過することで、ろ材に汚れが溜まる仕組みになっています。この汚れは、落とさないとろ材の孔を詰まらせてしまう原因となります。そのため、逆洗を定期的に行うことが重要となっています。

逆洗とは、ろ材から見て反対側から水を流し、その流れを利用して溜まった汚れを除去する方法です。注意点としては、ろ過していない水を使用しないことです。原水を利用してしまうと反対側にも汚れが溜まってしまい、効果がなくなってしまうからです。また水よりも重い汚れが溜まった場合、逆洗で洗浄することが難しくなってきます。

そのため、ろ材を交換しないといけなくなる可能性が出てきてしまいます。しかしマルチサイクロンというアイテムを使用することで、水よりも重たい汚れを事前に捉え、強制的に分離させることが可能です。

施設に合った循環ろ過装置・
選び方のポイント

ろ過方式やろ材の違いなど、循環ろ過装置にはさまざまなタイプがあり、どうやって決めたらいいのか分かりにくいのが実情。

循環ろ過装置選びで鍵となるのは、ポンプや殺菌装置を含む水回り機器をセット提供するメーカーかどうか。設計から保守まで一括管理でき、メンテも初期費用も削減可能です。温浴施設、プール、観賞用の池、それぞれの用途に最適な3社を厳選してご紹介します。

フィルター清掃

循環ろ過装置には、水中の汚れを捉えるフィルターが備えられています。フィルターが詰まってしまうと、流量が減ったりろ過後の水の質が悪化したりする事態に陥る可能性があります。フィルターには細かな孔が付いており、水だけが通り抜けることができます。しかし何度もろ過を繰り返すことで、汚れが溜まり続けてしまいます。

そのため、定期的にフィルターを取り出して清掃を行うことが大切です。また寿命があり、洗浄を行っても綺麗な状態に戻らないのであれば交換する必要があります。また、すでに目詰まりを起こしている場合も交換をおすすめします。フィルターに溜まった汚れを放置しておくと、性能が落ちてしまい、ろ過装置本来の力を発揮できなくなってしまいます。

循環ろ過装置を使用する際には、定期的なメンテナンスを行うことがとても重要なポイントとなっています。

ろ材交換

ろ材交換をすることも循環ろ過装置におけるメンテナンスでは、大切なポイントです。ろ材の汚れや性能の低下の状況によっては逆洗だけでは十分に汚れを取り除くことができなくなってしまう恐れがあります。

そのため目詰まりを起こしたり、劣化が目立つようになったりした場合には、新しいものに交換することが必要となります。またろ材の交換時期になると同時に、配管に汚れが蓄積し、雑菌が繁殖している可能性が高くなっています。したがって、交換する際には、配管洗浄も同じ時期に行うことをおすすめします。

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