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セラミックろ過装置

目次

セラミックろ過装置の概要

セラミックろ過装置は、文字通りセラミック製の膜をフィルターとして採用したろ過装置です。前処理の凝集設備と膜ろ過設備で構成され、必要に応じて凝集処理を行ったのち、水をポンプで膜ろ過設備へ送り込み、セラミック膜で汚濁を除去して清澄な水をつくります。

セラミック膜は粘土や硅石、長石などを原料とする自然由来の素材であり、幅広い用途に使用されています。

施設に合った循環ろ過装置・
選び方のポイント

ろ過方式やろ材の違いなど、循環ろ過装置にはさまざまなタイプがあり、どうやって決めたらいいのか分かりにくいのが実情。

循環ろ過装置選びで鍵となるのは、ポンプや殺菌装置を含む水回り機器をセット提供するメーカーかどうか。設計から保守まで一括管理でき、メンテも初期費用も削減可能です。温浴施設、プール、観賞用の池、それぞれの用途に最適な3社を厳選してご紹介します。

セラミックろ過装置のメリット・デメリット

セラミックろ過装置に使用するセラミック膜フィルターは、高い強度と長寿命を有し、安定したろ過性能を長く維持できるのが強みです。またセラミック膜は長寿命なだけでなく、使用後もセラミック原料として再利用が可能なため、環境保護にも貢献します。一方、表面積を拡大するのは難しいとされ、目詰まりを起こしやすいのがデメリットであるといわれます。

セラミックろ過装置の設置事例

セラミック膜ろ過方式を採用した
浄水場がシンガポールに開所

シンガポールに開所した大規模な浄水場にセラミック膜ろ過方式を採用した事例です。

「1日当たりの処理能力は約18万㎥」という設備の高スペックもさることながら、セラミック素材ならではの耐久性の良さにも注目。従来の高分子膜では5年ごとの交換が必要でしたが、セラミック膜の場合は約20年持つといわれます。これにより長期にわたる維持管理費(ランニングコスト)の縮小が可能です。

なお、シンガポールにおけるセラミック膜ろ過方式を採用した浄水場は、本事例が国内初であったとのことです。

参照元:NNA ASIA公式HP(https://www.nna.jp/news/1944632

セラミックろ過装置は幅広い用途に使用できる

セラミックろ過
引用元:ザイン・ニヒト公式HP
https://www.sein-nicht.jp/serasystem/

触媒セラミックを使用したセラミックろ過「浄水製造」システムの設置例です。

ろ材に長寿命セラミックを採用しているため、維持管理がしやすいのはもちろん、幅広い用途への対応力が光ります。食品加工・製造水や飲料水をはじめ、水産・畜産・養魚用水、浴場・温泉・プール用水、鑑賞池・循環水、工場などの排水処理、排水処理施設の後処理など、目的に合った浄水が可能となっています。

本製品の場合、簡潔な構造と操作性を実現しており、送水ポンプ以外の動力は不要です。低ランニングコストを実現しています。

参照元:ザイン・ニヒト公式HP(https://www.sein-nicht.jp/serasystem/

優れた維持管理性、安定した
処理能力、窯業原料への再利用も

セラミックろ過設備(上水処理設備)の製品事例です。

セラミック膜の真骨頂である膜強度の高さによる長寿命優れた維持管理性に加えて、さまざまなメリットを有しています。高い除去能力と安定した処理能力、凝集処理(前処理)による幅広い原水水質への対応、高い回収率、使用後は窯業原料としてのリサイクルも可能です。従来のセラミックろ過設備は小規模設備が中心でしたが、中・大規模浄水場などへの適用も可能となりました。

参照元:前澤工業公式HP(https://www.maezawa.co.jp/ja/product/jyosui/p-119.html
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